コミュニティーコーディネーター講座 〜こどもを中心に考える、まちづくりの未来〜
コミュニティコーディネーター講座2024開催決定!
保育園・こども園・子育て支援施設の現場で、昨今、広がりを見せている「コミュニティコーディネーター」。
こどもの興味・関心に寄り添いながら地域との共存関係を築き、保育者と共に環境を整えこどもに多様な経験を生み出すために置かれた、専門職です。
地域とこども・保護者・保育者の橋渡しを担うこの「コミュニティコーディネーター」について、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)、まちの保育園・こども園、まちの研究所株式会社は、2018年より実践や可能性を広く社会と共有してまいりました。
今年も昨年に引き続きUNIVERSITY of CREATIVITYは企画協力として参加し、実施いたします。
今年のテーマは「こどもを中心に考える、まちづくりの未来」です。
これからの「まちづくり」では、単にインフラや建物を整備するだけでなく、「場」を作り、地域の人々をつなぐことがより重要だと考えられます。特に、こどもを中心に考えるまちづくりは、地域社会のつながりを育み、これからの社会を支える基盤となります。
今回の講座では、コーディネーターの役割を深掘りし、地域の人々や行政との連携を通じて、どのように地域に根ざした「場」を作り上げていくかを具体的な事例から学びます。
講座の前半はゲストスピーカーによるKeynote Sessionを行います。
まちの保育園・こども園代表の松本理寿輝に加え、一般財団法人つわの学びのみらいの代表理事として、学校や保育所の壁を越えた縦のつながりや、地域や家庭や行政といった横のつながりのある環境づくりをめざした活動をされている宮本善行さんと、東京都市大学にて多様な観点からまちづくりの研究をされている後藤智香子先生にお越しいただき、それぞれの方からご自身の取り組みや事例、今後の展望などについてお話しいただく予定です。
また、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)准教授の野澤祥子先生より、それぞれの取組についてご講評をいただいた後に、ゲストスピーカーによるセッションを行い、「こどもを中心に考える、まちづくりの未来」について語り合います。
講座後半にはグループワークを行い、参加者同士で対話する時間も用意しています。
この講座を通じて、保育・子育て支援に限らず、スモールコミュニティのつながりを育むコーディネーターの役割について考え、これからの社会にどのように貢献できるかを参加者みなさんとともに考えていきます。
※コミュニティコーディネーターとは、保育園・こども園・子育て支援施設の現場で、地域とこども・保護者・保育者の橋渡しをする職員のことです。こどもの興味・関心に寄り添いながら地域との共存関係を築き、保育者と共に環境を整えこどもに多様な経験を保障する役割を担います。
https://uoc.world/mandala/details/?id=CIwGAxbZY3Y