2017.06.21

「知は巡る、知を巡る―西周とまわる日本語の旅」開催

 

「知は巡る、知を巡る―西周とまわる日本語の旅–」開催

前回好評をいただきました、津和野出身の思想家 西周に関する講演イベントの第二弾を実施致します。

今回のテーマは、「日本語」です。

 

とはいえ、一口に日本語と言っても、そこには中国から伝来した儒教や仏教由来の言葉から、西洋語の翻訳語まで様々な背景をもった言葉たちがひしめき合っています。また、普段私たちが当たり前のように使っている日本語ですが、実はそこには紆余曲折の歴史がありました。

 

なかでも、日本語の一大改革が巻き起こったのが、西周が活躍した明治初期でのことと言えるでしょう。それまではいわゆる方言であるお国言葉が当たり前だった日本で、どのようにして新たな「スタンダード」となる日本語が作られていったのか。西周を通してそんな言語のダイナミズムを覗いてみたいと思います。
登壇者は、前回と同様、文筆家であり、『「百学連環」を読む』の著者山本貴光さんに加え、津和野町郷土史家である山岡浩二さん、そして津和野町にて西周事業に取り組む石井雅巳です。
当日は、登壇する三名がそれぞれの専門を活かした「ガイド役」となって、参加者の皆さまを、日本語の激動期である幕末明治に活躍した津和野人の苦闘を巡って学知の小旅行へとご案内する予定です。

 

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◆ こんな方にぜひおすすめ
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「幕末から明治にかけての歴史や思想」、「言語の変化やダイナミズム」、「日本語のこれまでとこれから」などについて関心をお持ちの方

※西周や当時の歴史、言語学についての予備知識は不要です!「ガイド」にお任せください。

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★参加予約
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こちらの予約フォームからお願い致します
https://goo.gl/forms/skqpVyKGXysNYwRk1
申し込みは締め切りました。

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◆ イベント概要
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知は巡る、知を巡る――西周とまわる日本語の旅」
■日時 2017年7月1日(土) 19:00-21:00

■場所 Tsuwano T-space(島根県津和野町東京事務所)
東京都文京区小石川2−25−10パークホームズ小石川103−3号

■参加費 500円(当日徴収)ワンドリンク付き

■定員 15名

◼︎タイムライン

19:00 趣旨説明
19:10 山本貴光「文法の来た道:日本語文法小史」
19:30 石井雅巳「三種の文字の狭間で:西周の日本語論」
休憩
20:00 山岡浩二「津和野発の日本語!?:西周と鷗外の翻訳実践」
20:35 質疑・全体ディスカッション
21:00 終了後懇親会あり

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■主催:Tsuwano T-space(島根県津和野町東京事務所)
TEL: 03-5615-8358
http://tsuwano-tokyo.net/